もののけ、みーつけた YOKAI FOLKLORE
深い夜の川辺に潜む河童の浮世絵 帷子辻の浮世絵酒呑童子の浮世絵磯なでの浮世絵白蔵主の浮世絵桂男の浮世絵

土地の記憶を、たずねる

この国には、
もののけがいた。
みーつけた。

妖怪は、こわがらせるためじゃない。川の深さや夜の暗さ——昔の人が、説明のつかないものを「かたち」にした、土地の語り。 出典をたどりながら、ひとつずつ訪ねていきます。

出典が、たどれる 異説は、併記する 現地に、行ける 茶化さない
地方からさがす BY REGION
北海道 東北9 関東 中部 近畿 中国 四国 九州9 沖縄

点が灯った地方から、いま訪ねられます。各地の妖怪が見つかるたび、地図に灯りが増えていきます。

あたらしく見つけた RECENT
帷子辻の浮世絵 京都
近畿 ・ 京都府 京都・太秦(現・京都市右京区) 帷子辻かたびらがつじ 京都・太秦の辻に、犬や烏が取り囲む女の亡骸が折々に現れる。檀林皇后が死後の無常を示すため亡骸を野にさらしたという伝説を、江戸の怪談集が繰り返す怪異へ変えた。 辻に繰り返し現れる女の亡骸桃山人『絵本百物語』「帷子辻」
酒呑童子の浮世絵 京都
近畿 ・ 京都府 丹波・大江山(現・福知山市大江町) 酒呑童子しゅてんどうじ 丹波・大江山に鬼の一党を率いて城を構え、源頼光たちの毒酒に倒れた酒呑童子。斬られた首さえ飛び、頼光の兜へ食らいついたという。 山に城を構えた鬼鳥山石燕『今昔画図続百鬼』「酒顚童子」
磯なでの浮世絵 長崎
九州 ・ 長崎県 肥前・松浦沖(長崎県北部〜佐賀県北西部) 磯なでいそなで 北風が荒れる肥前・松浦沖で、逆向きの針を生やした巨大な尾が船を撫でる。姿を見せぬまま人を海へ引き込み、食うという恐ろしい怪魚。 尾で人をさらう海の怪魚桃山人『絵本百物語』「磯撫で」
白蔵主の浮世絵 山梨
中部 ・ 山梨県 甲斐国・夢山(現・甲府市北部に比定) 白蔵主はくぞうす 子を奪った猟師を止めるため、僧の白蔵主に化けた甲斐・夢山の老狐。正体を守るため本物の僧を食い、五十年も人の顔で生きたという。 僧になりすます老狐桃山人『絵本百物語』「白蔵主」
読みもの SERIES & TALK
妖怪イベント EVENTS

この媒体が、たいせつにしていること

光のない夜があったから、人は橋の下や淵の底に「何かいる」と感じられた。 妖怪は、闇が生んだ想像力のかたち。それを、令和の手元まで運びます。